灰の盲信者、スタンダード版
2012年10月21日引き続きバーン道場、派生。
こちらはMOにて組みました。
スタンダードのラクドスアグロ。
今回の道場記事はこちらです。
(http://cheater.diarynote.jp/201210182345419309/)
デッキの動きとしては非常に分かりやすい速攻ビートです。
ギルド魔道士の能力の使いどころが少しネックですが、
上の能力は先制との掛け合わせを、
下の能力は相手のギルドランプのアンタップインや
槍を本体に唱えたときなどのレアケースを意識すれば問題ないと思います。
魔鍵まで届けば全除去に対してはむしろ強いと言え、
2マナが弱いと言われるミッドレンジに対しては
2マナで仕掛けていく姿勢になります。
やはり未練ある魂と瞬唱の魔道士に圧倒的に強い灰の盲信者は
スタンダードでも安定したスペックで中堅を担っています。
良く見かける聖トラフト、絡み根にそれぞれ完璧なブロッカーでもあり、
ゲラルフに対して互角のダメージレースができて軽いというのは素晴らしいです。
ところで、「なんやかんや文句つけて完コピせんよな。」
の通り、元とは固定パーツのところをメイン2枚、サイド2枚ほど変更しています。
特に5マナの雷口を2枚減らして真紅の汚水這い2枚採用に変更している点が
デッキの動きの面でも影響を及ぼしています。
土地24魔鍵2の構成に於いて5ターン目に5マナ出せる確率に対して、
『他の手札やマナを使う能力より有用である場面』で唱えることを踏まえると
雷口4は少し多いと判断したからです。
全体除去で更地になった戦場を駆けるというよりも、
お互い2~3体ずつ出てもつれこんでいる盤面の方が多いだろうという
ビートメタが元になっています。
ギルド魔道士、石大工、魔鍵と、マナを使う能力持ちが10枚あるので
それらをより活用するために雷口を2~3に抑えて、
魔道士と魔鍵が2マナと(実質)3マナを使うので、
マナ基盤はそのままに2マナか3マナのクリーチャーへの変更が望ましく、
実際に幾つか試してみました。
修復の天使や強打者を打ち取れて
打点に関しても言うところのないヘルホールのフレイル使い、
環境に跋扈するスピリットトークンに加え
静穏の天使に対しても殴れる悪名の騎士は
それぞれ使うに足るスペックであり、
特に先制と賛美の掛け合わせで戦闘が一気に楽になる悪名の騎士は
青白への耐性も強く、貴種のパンプの餌にもなるので、
そういうデッキもあって然るべきかなとも思っています。
その2枚を抑えての、真紅の汚水這いの採用の理由は
2マナ3/2というP/Tの高さと
マナ基盤の構造的に(1)(R)が最も好ましかったこと、
(山山と山沼のどちらでも打てるコストであること)
5マナとして見たとき再生を構えつつ戦場に出せることでした。
先手、後手、序盤、終盤、混戦において安定したスペックであり、
ギルド魔道士と石大工と同じ、ブロック宣言フェイズで使う能力というのも、
動きを整理する上で好みです。
2マナのクリーチャーが10枚と若干多くなってしまったのですが
ギルド魔道士は4ターン目に、汚水這いは5ターン目にそれぞれ
戦場に出すのが奇襲の意味合いでは効果的ですので、
"2ターン目に出したいクリーチャー"の数自体は変わりません。
もう一つの固定パーツのサイドの地下世界の人脈から血の署名への変更ですが、
ハンデス耐性以外に地下世界の人脈が勝っている点が思い浮かばず、
ダメージソースとしての立ち位置を考え、血の署名にしました。
サイドボードの自由枠に関しては本当に自由に組んだので
3種類ともに詳細に理由を挙げると、これまでと同じくらい長くなるので省略します。
墓場からの復活は、バントのフィニッシャー勢を
なんとか2:1や3:1交換で処理した後に、
そのハンド・ボードのアドバンテージを取り戻す動きを期待しての採用です。
今のところ、軽いところでは悪鬼の狩人、カリタツ、修復天使、牙、ワーム、静穏天使
などのフィッシュといった好みの動きをしてくれています。
自由枠はいじりつつ、GTCまではMOはこれで行こうと思います。
こんなところで。
こちらはMOにて組みました。
スタンダードのラクドスアグロ。
// Lands
11 [UNH] 《山/Mountain》
5 [UNH] 《沼/Swamp》
4 [M13] 《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
4 [RTR] 《血の墓所/Blood Crypt》
// Creatures
4 [RTR] 《灰の盲信者/Ash Zealot》
4 [ISD] 《流城の貴族/Stromkirk Noble》
4 [RTR] 《ラクドスの哄笑者/Rakdos Cackler》
2 [M13]《真紅の汚水這い/Crimson Muckwader》
4 [RTR] 《リックス・マーディのギルド魔道士/Rix Maadi Guildmage》
4 [DKA] 《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》
2 [M13] 《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite》
2 [AVR] 《石大工/Stonewright》
// Spells
4 [AVR] 《火柱/Pillar of Flame》
4 [M13] 《灼熱の槍/Searing Spear》
2 [RTR] 《ラクドスの魔鍵/Rakdos Keyrune》
// Sideboard
SB: 3 [AVR] 《脳食願望/Appetite for Brains》
SB: 3 [RTR] 《暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots》
SB: 2 [M13] 《血の署名/Sign in Blood》
SB: 3 [RTR] 《究極の価格/Ultimate Price》
SB: 3 [RTR] 《電謀/Electrickery》
SB: 2 [M13] 《墓場からの復活/Rise from the Grave》
今回の道場記事はこちらです。
(http://cheater.diarynote.jp/201210182345419309/)
デッキの動きとしては非常に分かりやすい速攻ビートです。
ギルド魔道士の能力の使いどころが少しネックですが、
上の能力は先制との掛け合わせを、
下の能力は相手のギルドランプのアンタップインや
槍を本体に唱えたときなどのレアケースを意識すれば問題ないと思います。
魔鍵まで届けば全除去に対してはむしろ強いと言え、
2マナが弱いと言われるミッドレンジに対しては
2マナで仕掛けていく姿勢になります。
やはり未練ある魂と瞬唱の魔道士に圧倒的に強い灰の盲信者は
スタンダードでも安定したスペックで中堅を担っています。
良く見かける聖トラフト、絡み根にそれぞれ完璧なブロッカーでもあり、
ゲラルフに対して互角のダメージレースができて軽いというのは素晴らしいです。
ところで、「なんやかんや文句つけて完コピせんよな。」
の通り、元とは固定パーツのところをメイン2枚、サイド2枚ほど変更しています。
特に5マナの雷口を2枚減らして真紅の汚水這い2枚採用に変更している点が
デッキの動きの面でも影響を及ぼしています。
土地24魔鍵2の構成に於いて5ターン目に5マナ出せる確率に対して、
『他の手札やマナを使う能力より有用である場面』で唱えることを踏まえると
雷口4は少し多いと判断したからです。
全体除去で更地になった戦場を駆けるというよりも、
お互い2~3体ずつ出てもつれこんでいる盤面の方が多いだろうという
ビートメタが元になっています。
ギルド魔道士、石大工、魔鍵と、マナを使う能力持ちが10枚あるので
それらをより活用するために雷口を2~3に抑えて、
魔道士と魔鍵が2マナと(実質)3マナを使うので、
マナ基盤はそのままに2マナか3マナのクリーチャーへの変更が望ましく、
実際に幾つか試してみました。
修復の天使や強打者を打ち取れて
打点に関しても言うところのないヘルホールのフレイル使い、
環境に跋扈するスピリットトークンに加え
静穏の天使に対しても殴れる悪名の騎士は
それぞれ使うに足るスペックであり、
特に先制と賛美の掛け合わせで戦闘が一気に楽になる悪名の騎士は
青白への耐性も強く、貴種のパンプの餌にもなるので、
そういうデッキもあって然るべきかなとも思っています。
その2枚を抑えての、真紅の汚水這いの採用の理由は
2マナ3/2というP/Tの高さと
マナ基盤の構造的に(1)(R)が最も好ましかったこと、
(山山と山沼のどちらでも打てるコストであること)
5マナとして見たとき再生を構えつつ戦場に出せることでした。
先手、後手、序盤、終盤、混戦において安定したスペックであり、
ギルド魔道士と石大工と同じ、ブロック宣言フェイズで使う能力というのも、
動きを整理する上で好みです。
2マナのクリーチャーが10枚と若干多くなってしまったのですが
ギルド魔道士は4ターン目に、汚水這いは5ターン目にそれぞれ
戦場に出すのが奇襲の意味合いでは効果的ですので、
"2ターン目に出したいクリーチャー"の数自体は変わりません。
もう一つの固定パーツのサイドの地下世界の人脈から血の署名への変更ですが、
ハンデス耐性以外に地下世界の人脈が勝っている点が思い浮かばず、
ダメージソースとしての立ち位置を考え、血の署名にしました。
サイドボードの自由枠に関しては本当に自由に組んだので
3種類ともに詳細に理由を挙げると、これまでと同じくらい長くなるので省略します。
墓場からの復活は、バントのフィニッシャー勢を
なんとか2:1や3:1交換で処理した後に、
そのハンド・ボードのアドバンテージを取り戻す動きを期待しての採用です。
今のところ、軽いところでは悪鬼の狩人、カリタツ、修復天使、牙、ワーム、静穏天使
などのフィッシュといった好みの動きをしてくれています。
自由枠はいじりつつ、GTCまではMOはこれで行こうと思います。
こんなところで。
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