http://harurumtg.blog41.fc2.com/blog-entry-155.html
 MTGでプロとして活躍されている斉藤友晴氏が今回参加した
GPフィレンツェ(フローレンス)で失格裁定―…
通称DQ(DisQualification)を受けたことを書いています。

 まず、この記事へのレスポンスをするに際し、
自分の立ち位置を明記します。

 僕は晴れる屋という、MTGを取り扱ったカードショップがとても好きです。
それは"日本勢はどうして負けたのか"への意見や、
前回の"MTGブログでは書きたくなかった。"に通ずるものもありますが、
元来ほとんどのカードショプが自然に持つ"閉鎖的な空間"が、
趣味嗜好のレベルで"好み"ではなかったことが根底にあり、
開放さを前面に打ち出した晴れる屋というショップとの出逢いは
新鮮であり衝撃的だったのです。

 この"開放さ"とは、物理的な側面と意識的な側面の両方です。
一つに店舗自体の明るさと広さ―…物理的な側面です。
通路が狭く、照明が暗く、人が密集している。
僕の知る多くのカードショップは、この性質を共通項として備えます。
肯定的にとらえれば、全て合理的とも呼ぶことも出来ますし、
事実、そうした合理性を元に、他のカードショップはそのスタイルを維持しています。
 そしてそのスタイルは、システマティックに構築されたルールの多い
カードゲームのプレイヤーという客層に合うものであり、
"閉鎖的"というのはむしろ企業努力なのだとも思います。
 それでも僕は、その閉鎖的空間よりも開放感を選んだ晴れる屋―…
PCで在庫を管理して実際の展示品を減らしているのも、そうした一面を感じます―…
が、好きです。
 (繰り返しますが、これは趣味のレベルであり個人の好みですので、
晴れる屋が決して"他より優れている"という書き方をしたいのではありません。)

 もう一つ、意識的な開放さとは、つまり企業精神と呼ばれる類のものです。
晴れる屋オーナーである斉藤友晴氏と
店長の若山史郎氏の両氏が店舗開店当時から掲げる
"「晴れる屋に行きたい!」と思われるようなお店"を
作り上げてゆきたいのだな、というのを常連客の一人として常に肌で感じています。
http://www.houkago-magic.jpn.org/IntelligenceAgency/10/07/01_0613.shtmlなど)

 それは接客の方法の違いという、最も目につく点で差異化されています。
晴れる屋の店員の方々はみな、誰にでもとても気さくでフレンドリーですし、
また店員と客との領分を踏み越えない範囲のコミュニケーションの取り方をしています。

 "踏み越えない範囲"という当然のことを書きましたが、
これはカードショップ―…に限らず、店員層と客層が合致する
サブカルチュアなショップでは、
"営業時間内に、新規顧客をなおざりにして、常連とばかり戯れる"店員は、
どこにでもいるという話ですので、
新規のお客さんが入店しやすいような店内のブースの配置位置と、
声をかけられやすいよう(時には、声をかけやすいよう)に
立ち位置を意識する店員さんというのは、
斉藤友晴氏の謳う"カジュアルプレーヤーにとっても、トーナメントプレーヤーにとっても
良い環境にしようという強い思い"という言葉に含まれた、
"一見さん"への配慮の体現だと考えます。
(http://harurumtg.blog41.fc2.com/blog-date-201006.htmlなど)

 そして晴れる屋の開放性を語る上で、
斉藤友晴氏の常在も大きな要因の一つです。
常在―…の文字をそのまま読むと、
毎日朝から晩までいるかのように読めてしまいますが、
海外遠征と海外遠征のわずかな期間にも
店舗に顔を出してお客さんと楽しそうコミュニケーションをとる姿は
とても精力的で、お店の雰囲気をとても明るくしています。

 ―・・・僕個人と他の常連の一部との関係を前回否定的に書きましたが、
晴れる屋への敬愛の意識は全く欠いていません。

 これからも晴れる屋へ通いつづけたいですし、
斉藤友晴氏ともコミュニケーションを取ってゆきたい、
そして斉藤友晴氏にこれからもMTGの楽しさを
世界中に広めていってもらいたい。と願っています。

 このように、僕個人は晴れる屋と斉藤友晴氏がとても好きであり、
いわゆる"(積極的なほどの)擁護派"の一人であることを前提に置いて、
今回の記事へのレスポンスをはじめたいと思います。

が、前置きがあまりに長くなったので、
以降の本文を新しく記事にします。
以下、更新中。

コメント

nophoto
みちのく
2015年9月16日23:26

中には、クズ店員もいますけどね…

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