ニッセン(1)

2010年7月5日 MTG
木曜日、仕事が終わり、帰宅。
玄関にまとめておいた荷物を持ち、新宿へ。

殺人的に重量的な荷物を膝において
デッキをチェックしていると、
隣の超絶イケメンアメリカ人が
じっとこちらを見てくる。
"ギーク(オタク)"だと思われたかな。
と、(コンプレックスを刺激されたので)
いそいそとデッキを鞄に戻す。

戻した途端。
「好キナ色はナニ?」

-…?
好きな色って、赤と黒かなあ。
赤いシャツとか黒いスーツとか。
と、咄嗟に考えながら、声の主を探す。

探すまでもなく、隣のアメリカ人なのだけど、探した。
何故なら話しかけられるとは予想だにしてなかったから。

アメリカ人と目が合う。
「ソレ、ソレ」と、鞄(の開いた口から見えるデッキホルダー)を指差すアメリカ人。

ようやく頭のなかでMTGの話をアメリカ人にされている。と理解する。

「erm...レッド エェンド グリィン」

頑張って英語で返答する。日本語で話しかけれている事実には気づいていない。

「オオ、赤アンド緑、珍シイネ」

緑という極めて日本語的なアクセントによって、
ようやく相手が日本語で話しかけてくれていることを意識する。

「アメリカにカード全部置いてきたから時おり寂しい」

「英語しか分からなくても日本で遊べる?」
「遊べる。複雑なルールのときは少し難しいかも」

「xboxのソフトを買ってやってるよ」
「興味あるけどxbox持ってないんですよね」
「だれでも持ってないからだいじょうぶね」

とか、物凄く普通のマジック雑談をする。
とても楽しかった。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索